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歴史と自然が溢れる五ヶ瀬町の観光スポット7選!

2022/12/20ハレタン編集部 チーム008

宮崎県の北部にある高千穂はとても有名な観光スポット。実は、その隣町である五ヶ瀬町も非常に歴史が深く、自然も満喫できる観光スポットです。さらに、熊本県の阿蘇にも近いため旅行もしやすい立地です。
標高620mの高さに位置するので四季の彩りが豊かな、オールシーズン見ごたえのある町でもあります。

宮崎県有形文化財の一つ「三ヶ所神社」

五ヶ瀬町を回る上で外せないのが「三ヶ所神社」。主祭神はイザナミノミコトとイザナギノミコトであり、男女が祀られているため縁結びや夫婦和合に御利益があるとされています。

多様な建築や彫刻は九州を誇るほどのもので宮崎県の有形文化財として指定されています。春になるとしだれ桜を始めとした約300本の桜が境内を覆い神社を彩ります。桜だけでなく、ツクシシャクナゲや椿など季節の花も西日本一の規模を誇るので、ぜひ花見観光に訪れてみてください。

隠れた名瀑「うのこの滝」

五ヶ瀬町を流れる三ヶ所川の支流にある「うのこの滝」に行くためには、五ヶ瀬の里キャンプ村からの遊歩道を使います。途中に急斜面や苔があり注意が必要なので歩きやすい靴で行くことがおすすめです。
そして、うのこの滝の最大のポイントは滝の裏側を見られることです。裏見の滝とも呼ばれ、普段見ることができないところまで楽しめます。隠れた名瀑としても有名なうのこの滝は五ヶ瀬町では外せない名所です。

日本で最初にヤマメを繁殖した「やまめの里」

釣り堀の近くにあり、釣り好きからも人気がある「やまめの里」。日本で最初にヤマメを繁殖した場所としても有名で、五ヶ瀬町に流れる五ヶ瀬川の清流を利用しています。ホテルがあるので宿泊も可能で、ヤマメを使った絶品料理や山菜なども味わえる健康的なスポット。
また、さまざまなハイキングコースやトレッキングコースもあるので、やまめの里を拠点としてハイキングを楽しみながら四季の自然を楽しむことができます。

春夏秋冬で違う顔を持つ「白滝」

五ヶ瀬川の源流である荒谷川にある「白滝」は落差が61mもあります。白滝という名前の通り筋をいくつも描きながら落ちて行きます。
春夏秋冬で全く違う景色を見せてくれる白滝。冬には宮崎でも氷瀑となることがあり、とても貴重な場所です。
バスや電車よりも車での移動がおすすめな観光名所。国道265号線を高千穂方面に進むと看板が見えます。冬は路面凍結もあるので注意して観光しましょう。

交通安全や五穀豊穣などの「鞍岡祇園神社」

「祇園山」という九州島発達に大きな影響を与えた山に鎮座するのが「鞍岡祇園神社」です。山からは三葉虫や珊瑚の化石が見つかるなど、とても長い歴史を感じ取ることができます。
祀られているのはスサノオノミコト、オオナムチノミコト、イザタミノイコト。そのため交通安全や五穀豊穣に御利益があると言われています。
境内にはイチョウの御神木がそびえたっており、秋になると黄色に彩られます。ハイキングコースとしても有名な祇園山、そして鞍岡鞍岡神社は趣と自然の両方を楽しむことができるスポットです。

寄り道に行きやすい「うげの滝」

「うげの滝」は五ヶ瀬町役場から車で20分程の場所にあります。落差は20mほどの滝で、車での観光途中に寄り道がてら行きやすい観光スポットです。
滝つぼの近くに行くこともでき、水流の迫力を間近で体感できる貴重な場所でもあります。

平家一門が通った「霧立越」

トレッキングコースである「霧立越」は向坂山と扇山をつなぐ歴史ある古道です。
平家が危機に陥った壇ノ浦の戦いでは、一門がこの道を通って椎葉に逃げたとされています。また、日本最後の内戦である西南の役で薩摩軍が西郷隆盛と共に逃れた時にも通った道として有名です。行程は6~7時間と気軽にできるコースではありませんが、歴史にも関係がありとても周りごたえのあるコースです。

〈まとめ〉
有名な観光地高千穂や阿蘇に隣接する五ヶ瀬町。古くからある伝統と美しい自然が魅力的な観光スポットが多くあります。歴史が好きな人には特におすすめな町です。

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