【令和5年3月12日まで】冬季収蔵史料展「都城島津家伝来史料の歩み」~都城島津伝承館
2023/01/08ハレタン編集部 チーム008
都城島津伝承館
都城島津家に伝来した中世以来の歴史的資料は約1万点も保存公開されている都城島津邸。平成22年3月27日に、明治以降の男爵家の生活を伝承する施設として開館しています。
都城島津邸本宅を観覧することもでき、歴史的な資料を目にするきっかけにもなります。
もともと都城島津家が所有していた歴史資料があり、それらは平成16年に都城市に寄贈されています。なんと14世紀から近代まで9945件もあるそうです。古文書や古記録については9717件、美術工芸品も226件と大きく分類することが可能です。
寄贈されたものは、都城市指定文化財に指定されています。またその後、複数の史料について宮崎県文化財として扱われていますし、「朝鮮国書」は国重要文化財に指定されるなど、大きく注目されています。
令和4年2月24日には、それらの史料群は一括され、宮崎県文化財として指定されています。宮崎県文化財として指定されたことを記念しての開催です。
収蔵史料展の概要について
令和4年12月10日から令和5年3月12日での開催です。展示時間は午前9時から午後17時ですが、入館は16時30分までとなっているので注意しましょう。
また、長く開催される史料展ですので、前期と後期とで展示内容を入れ替えておられます。前期は令和4年12月10日から令和5年1月22日まで。令和5年1月24日から令和5年1月27日まで、入れ替えのために休館となります。
後期の展示は令和5年1月28日から令和5年3月12日。観覧料が必要になります。
一般220円、高校生・大学生160円、小・中学生110円。
ただし、20名様以上の団体になると料金が変わり、一般160円、高校生・大学生110円、小・中学生50円です。
都城島津邸の本宅を観覧したい方は、110円が小学生以上にかかります。
<まとめ>
昨年の12月から会館し、閉館は令和5年の3月12日、それまでに貴重な資料をご覧ください。都城島津家伝来史料の歩みについて知ることが出来ます。中世以降の歴史的な資料をじっくりとご覧になれば、宮崎県や都城市についての愛着も深まりそうです。